テレビ・雑誌が伝えない!水素水の本当の効果・効能と水素水の嘘

昨今、水素水の効果・効能がさまざまなメディアで取り上げられています。水素水には身体の老化を防止する優れた機能がある一方、メディアでは紹介されない嘘や誤解が存在するのも事実です。このサイトでは水素水の美容・健康効果について、検証作業や関連する論文の紹介を通して客観的・科学的観点から水素水の「真実」に迫まります。

水素水を飲むことで得られるガンに関する効果効能-②転移の抑制編-

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 前回、水素水を飲むことでガンの予防に効果・効能を期待できるというお話をさせていただきましたが、今回はガンになってしまった場合において、水素水がガンの転移を抑える効果・効能について考えて生きたいと思います。

●個々の細胞におけるガン転移のしにくさ/しやすさを決めるのはミトコンドリア

 ガン細胞は、当該箇所において身体を蝕むだけではなく、血液やリンパ管を通して他の正常な箇所に「転移」することがその特徴の一つといわれています。転移した臓器が不全を発症したり、そのほかにも様々な病的状態を引き起こすことがガンが完治しにくい、厄介な病気とされる主な理由です。

 このガンにおける転移は、実は「細胞レベル」で行われれます。そして、実は転移における事情は、個々の細胞によって異なります。具体的には、1つ1つの細胞によって、転移しやすい細胞と転移しにくい細胞があるのです。そして、さらにその細胞におけるガン転移のし易さ、しにくさは細胞内のミトコンドリアによって決まることが、科学的に証明されています。その詳細を簡単にご紹介しましょう。

 筑波大学の林純一教授が、転移がされやすい細胞(A-a)と転移がされにくい細胞(B-b)それぞれの中のミトコンドリアを交換し、(A-b)(B-a)の状態にしたのです。すると、ガン転移の特性も
ミトコンドリアとともに交換され、(A-b)が転移しにくい細胞、(B-a)が転移しやすい細胞となったのです。すなわち、細胞毎におけるガン転移のしやすさ/しにくさはミトコンドリアによることが分かったのです。

 水素水に含まれる水素イオンは浸透性が高いため、細胞内に浸透、ミトコンドリアに作用することが証明されております。したがって、水素水はガン細胞に転移しやすい細胞内のミトコンドリアを活性化することで、細胞への転移を抑制する効果が期待されているのです。

 もちろん、転移しやすい細胞だけに関わらず、正常細胞内のミトコンドリアを活性することで、転移しにくいとされる細胞へガン転移するリスクをさらに低下させる効果も期待されています。

●転移時に大量発生するといわれる活性酸素の除去効果も

 さらに、ガンは転移時に大量の活性酸素を発生させるといわれており、その活性酸素がさらなる転移を促進させるといわれております。この転移時に発生する活性酸素の除去作用も水素水のがん治療における効果・効能として期待されています。

 以上のことから、水素水は細胞レベルにおけるガン転移の難易度を決めるミトコンドリア自体に作用・機能補助すること、さらには転移時に大量発生する活性酸素を除去することでガン転移を抑制する効果が期待されていることが分かりました。次回はこのシリーズの最後水素水を飲むことで得られる効果効能-③ガン治療副作用の軽減-をお届けいたします。